ギター表現、という授業

 鈴鹿短大で、「ギター表現」という授業で9人の学生さんに「かんたんギター奏」に取り組んでもらってます。僕には2年目のことですが、今年も若い学生さんや、そうでもない社会人の学生さんたちに、僕の「かんたんギター奏」を紹介することができて、ありがたいことです。

 前期だけの授業なので、もうすぐ評価の時期になります。そこで実技だけでなく、それこそ簡単なレポートを書いてもらうつもりです。
 かんたんギターの真髄は、教科書である「開放弦でできるギター・セラピー」という数年前に「あおぞら音楽社」から出してもらった本にも書いてあります。
 そこをよく読んでもらいたいわけですけど、ギターを上手に弾ければそれに越したことはないけれど、それほどでなくても、いくつかの工夫があれば、音楽活動の一つとしてギターを活用できる、そのために必要なことを頭の片隅に置いていただきたいのです。
 
 まず、ギターはどこにでも見つかる身近な楽器で、これがバイオリンやチェロならそこいらにころがっていたりはしませんので、その身近なギターを使う、しかもそんなものは弾いたこともない、お年寄りや、障害のあるお子さんにもきわめてイージーにやってもらおうということなんです。
 チューニングの工夫、開放弦ですぐ合奏できる、伴奏を加えれば弾き語りもできる、ということをしてもらいたい。そのためにはギターにある程度なじんでいないといけないので、ギターは初めてというような方にも、色のコードや番号を付けたポジションをたどるギターソロをやってもらっているわけです。
 加えていうと、僕の方法だと初めてギターをかかえた人がいきなりソロや弾き語りができるんですが、そこから先はやっぱ練習もいる。そこを教科書である程度こなしておけば、普通のギターが導入にもなるわけです。実際、障がいのある僕のオアイテ
で、かんたんギターをこなして今度は普通のギターに進んで、ものすごくうまいギタリストになっていった人もあります。
 
 僕の授業をとっている学生の皆さんは、そこらへんをもう一度意識して、教科書を見てくださると、良いレポートになると思います。頑張ってくださいね!

at 08:57, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -

かんたんギター奏ということ

 先日、名古屋でかんたんギター奏の体験講習会を行いました。ご参加いただいた皆さんには、このやり方にとてもよい感触をつかんでいただけたと思います。

 やってみて、思ったこと。

 これまでもあちらこちらでかんたんギター奏を紹介する機会はたくさんあり、その都度、大変好評でした。ですが、その時はよかったとしても、次の日からギターを音楽活動のお伴にしていただけるケースはまれでした。(まれということは、まったくなかったというわけではありません!!)


 それでなんとかガイドになる本があれば、ということで出版を模索して幸い昨年10月にあおぞら音楽社から出していただけました。

 ですが、本が出版されたから、それでかんたんギター奏がどんどん広まっていくというわけではありません。やっぱ、実際に音も出して体感していただきながらでないと、この手法を始めてもらうこともままならないというのが実情のような気がします。


 ということで、先日の講習は出版された本をテキストに使う初めての機会でしたが、これから、ワークショップと本をセットで考えて普及を図るのよいのかなあ・・・・、などという実感がわいてきました。

 実際にならしてみれば、ホントいい方法なんですよ!

at 08:51, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -

かんたんギターの実技講習会

 かんたんギター奏は、実際にギターを抱えて自分の懐で響かせる、ということから始まらないと、いくら丁寧に説明しても実感を伴っていいと思ってもらうことが難しい面があります。

 逆に言うと、触ってもらえさえすれば異口同音に「ワタシ、ギター、ヒケル〜」みたいな感動が次々と生まれてきます。

 これまでも機会をとらえては、かんたんギター奏の実技講習を行ってきましたが、その時の感動がその後の活動になかなか継続せず、その時だけのことに終わってしまう、という残念なことも少なくありません。
 それで、もしテキストになる教則本があれば、講習会の後もギターを継続して楽しんでもらったり、音楽療法、特別支援教育、レクレーション活動などで、活用してもらいやすいと考えたのでした。

 ようやっとテキストに使える本が出ましたので、これを使ってかんたんギターをどんどんやってもらうということで、これからは積極的に講習会を行おうと思っています。

 3月は11日に名古屋でかんたんギター奏の実技講習会を行います。名古屋やその近辺に在住の仲間の皆さんにご協力により、新しくギターと出会っていただく準備が整いつつあります。

 講習会の概要はもう一つの方のブログでも案内しております。どうぞご覧ください。

at 17:57, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -

あおぞら音楽社

 あおぞら音楽社(http://www.aoisora.jp/)というのは、今回僕の2つ目の著書となる

「開放弦でできる実践ギター・セラピー かんたんギター奏で始めよう」

を出してくださった出版社です。

 小説や芸能人のあれこれを出しているわけではないので、ご存じない方も多いかもしれませんが、この「あおぞら音楽社」から素晴らしい本がたくさん出ています。

 一言で言うと、敷居の高くない誰でも親しめる、逆を言えば権威をもって威圧するような感じとは対極のイメージの本がズラリと並んでいます。僕の本を引き受けてくださったことで、まじまじと見ることになった「あおぞら音楽社」の本のラインアップから、これは大変だ、という直感もわきました。質・量ともに、コンテンツの豊富な本ばかりですから、そこまで行けるかどうか不安もあったのです。
 途中経過はいろいろしんどいこともありましたが、結果を見れば、「あおぞら音楽社」のラインアップに入れていただくのにふさわしい本になったのではないか、と思っています。

 
 
 
 また、僕は、ギターを弾けそうにもない人にギターを弾いてもらいたいわけですので、専門的な知識や技術を前提にした解説ではいけません。そういう面からも、本当に工夫がされていて、僕自身この本を作る過程で学んだことは数知れません。

 そもそも、かんたんギター奏だの、ギター・セラピーだの言っても、僕が言いだしたことで誰も知らないわけですから、たとえこの本が本屋さんや楽器やさんに並んでいたとしても、そう簡単には手にしてもらえません。ここは地道に口コミやワークショップなどを通じて、お一人お一人にといていくしかないのですが、その時、この本がどれだけ役に立つか知れません。
 
 

 そして、価格が1700円+税と比較的リーズナブルなのも著者としては嬉しいところです。

 僕の言いたい内容をあまさず取り込み、予備知識のない人にも親しみやすく、買いやすい値段に収める。そこには本づくりの経験と知識がきっと凝縮されているんだろうと、改めて感心をした次第です。その結果が、先に述べた「あおぞら音楽社」のラインアップ、ということなんだろうと思うようになりました。
 

 自分の著作と、出してくださった出版社をべた褒めしても、あまり品の良いことではありませんが、現在の偽らざる心境です。
 そしてこのことが、一人でも多くの人にこの本が届くことにつながって欲しい、という祈るような気持も湧いてきました。
 

 アマゾンでも買えるそうですので、皆さんもどうぞよろしくお願いしますね。

at 15:04, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -

かんたんギター講習会

 3日間の多彩で中身の濃い日本音楽療法学会富山大会に参加してきました。

 学会行事には本当に様々なことがあったのですが、個人的には著書が書籍売り場に並ぶとか、ワークショップの講師を務めるということがあったので、どうしてもそこに気持ちが傾いていました。

 ワークショップでは、学会スタッフの協力も得て、30台程のギターを準備し、すべてチューニングを整えて一斉に鳴らすと、それはなかなかの迫力です。理屈じゃなくてギターを響かせる快感を味わいつつ、ワークショップを進めることが出来たのは、狙いどおりですが、うまくいったと思います。
 参加してくださった会員の皆さんの中には、ギターに手慣れた方もおられましたが、弾いたことがなくてもすぐできるかんたんギターの講習会ですので、「自分は弾けない!」と自信を持って断言される方も大勢おられます。そんな集団で、音が見事に揃って、コード奏やギターソロ、そしてピアノとのアンサンブルが次々と出来ていくのです。心地よいギターサウンドに、「かんたんギター奏」ということを参加の皆さんにも大いに納得していただけたことと思います。そしてこのギターを、例えば高齢者、また障がいのある人などの所に持ち込んで、音楽活動を展開していってもらいたいものです。

 このワークショップを機会に、ギターが弾けるなんて思ってもみなかった人がギターを弾く歓びを体験するということにつながることこそ、僕の最大の願いなのです。実際に簡単で奥の深いこの奏法に、たくさんの人に気づいてもらえたことは、僕にとっては大きな喜びでした。

 このワークショップを支えるために、何度も僕と事前打ち合わせをしたり、ギターやほかの道具を精力的に集めたりして、また当日は会場設営なども含めて、大勢のスタッフの献身的なサポートをいただきました。心から感謝しています。ありがとうございました。

 富山大会全体での印象は、またあらためて報告したいと思います。

 
 

at 06:08, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(1), trackbacks(0), - -

音楽療法学会講習会にて

 昨日は、5コマの講習を受けました。

 様々な直接話を伺える機会ですので、貴重です。話の内容はもちろん大切ですけど。それよりもそれをどのように、どんな声であるいは身振り手振り(あまりない人ももちろんある)で語りだし、受講者の反応をどう受け止めて、話が進むのか、そういうことがもっともっと大事です。

 その人でなければ語れない声や口調はにじみ出るものです。きのうも素晴らしい講師に出会えたことを喜んでいます。いつもなら、こんな風で、とすぐにレポートを始めるところですが、そう簡単には語り直せないところが、僕には貴重なことでした。心にとどめて、また考えていきたいと思います。

at 05:55, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -

本が届きました

 製本されたばかりの本が、いち早く届けられました。

 皆さんにもぜひ手にとってご覧いただきたい気持ちです。

 本を書くというと、まずは文章を書くことが思い浮かぶわけですが、今回の

「開放弦でできる 実践ギター・セラピー かんたんギター奏で始めよう」 は

 
まず、楽譜。それから図解、さらに写真、というような、目で見てぱっと分かるものにしなければならず、僕にとっては苦行の連続でした。しかし、こんなに簡単な方法でギターを弾く歓びが体験できること人にお伝えするには、たとえ名文を連ねたとしても却って分かりにくいですからねえ・・・・。

 そこは、たくさんの人の援助、さらには楽譜の浄書や図はプロにお任せしましたし、全体の編集ももちろんプロフェッショナルなものです。
 ということで、「売り物」として、コンパクトで中身の濃い本に仕上がっております。
 もうひとつ特筆したいのは、1700円+税、と比較的リーズナブルなお値段に押さえていただいたこと。ここにもプロの技が込められていると、しみじみ感心しております。

 自画自賛ではありますが、皆様にも共感いただけると思っています。

 僕は、あすから富山に出かけます。富山では9日から日本音楽療法学会の大会があって、そこで、研究発表や講習会などがたくさんある中で、かんたんギター奏のワークショップもさせていただきます。あわせて、この本が実際に大勢の方の目に触れるデビューとなります。

at 06:26, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(4), trackbacks(0), - -

音楽療法学会富山大会(かんたんギター奏の発表)

  日本音楽療法学会(http://www.jmta.jp/)では、毎年全国大会があり、今年は富山市で行われます。

 これまでの大会では、僕はわりとマメに自分の実践を事例発表してきましたが、今回は、ワークショップの講師を務めます。テーマは
 「 かんたんギター実践活用術  〜ギター奏に現れる身体性と社会性〜  」         というものです。

 

 この機会に、音楽療法に関わる多くの皆さんに、ギターが親しみやすく、工夫次第で誰でも弾ける、ということとともに、ギターを弾けば、その人の中で変化が起こるということを、大いにアピールしたいと思ってます。

 加えて、同じ三重県で音楽療法の仕事をしている仲間から、「かんたんギター奏」を使った実践事例の発表を2人の人が行う、というご連絡もいただきました。
 お二人とも、ピアノで音楽療法をされていて、ご自身はギターが得意というわけではないのですが、かんたんギターによって、対象の方がギターを弾くことをサポートし、よい成果を見たのだと思います。かんたんギターではそういうことが、起こるのです。

 かんたんギター奏の拡がりを感じることが出来て、嬉しいお知らせでした。ご健闘を祈ります。まあ、当然僕も頑張りますけど・・・・。
 

at 11:29, まんどろ, かんたんギターとギター・セラピー

comments(0), trackbacks(0), - -